睡眠時に舌や気道周辺の筋肉が緩むと、舌が落ち込むことで気道が狭くなり、空気が出入りする時に振動で音が出ます(=いびき)。この症状がひどくなると、空気が喉に詰まって一時的に呼吸が止まってしまいます。この状態が何度も起こる睡眠障害を、睡眠時無呼吸症候群(SAS)と言います。睡眠時無呼吸症候群はなかなか自覚できない疾患ですが、睡眠中に無呼吸が続くことで睡眠が浅くなり、常に熟睡感を得ることができず寝不足気味になります。また、無呼吸により血圧が上昇すると、高血圧、脳梗塞、脳卒中や様々な疾患を引き起こすリスクが高まります。
次の症状にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
<睡眠時>
- いびき
- 息が止まっていることがある
- 息苦しくて目が覚めることがある
- 呼吸が乱れる
- 睡眠中に何度も目を覚ます
<起きている時>
- いつも眠く居眠りが多い
- 集中力・記憶力が衰えた気がする
- 息切れしやすい
- 性欲の低下
- 性格の変化